【常陽銀行】機密文書を閉域環境のAIで扱う―翻訳と個人情報のマスキングを導入

くまごろう
2026/9/26
2026/9/26

「この書類、AIで翻訳したい。でも顧客情報を外には出せない」。銀行ならではの悩みに、常陽銀行とAthena Technologiesが出した答えが、専用の閉域環境で動くローカルLLM「JOYO AI AGENT」です。


2026年3月時点で導入したのは、専門用語を含む文書の翻訳と、個人情報を見つけて隠す「マスキング」。書類を入れてボタンを押す操作を想定し、難しい指示文を書かなくても使えるようにしています。融資の稟議書を点検したり、業務文書の下書きを作ったりする機能は、まだ試行中です。


注目したいのは、AIの性能だけでなく「どこで動かし、誰が使えるか」を業務に合わせて設計した点。機密性の高い仕事でも、AIの出番を広げる実例です。ここでいうローカルLLMは、各行員のPCではなく、銀行向けの隔離されたクラウド環境で動きます。


出典:Athena Technologiesの2026年3月26日発表。画像はAIで作成したイメージです。


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