山の発電所で圏外でもAI点検――EMLinkがローカルLLM搭載アプリを刷新

くまごろう
2026/10/5
2026/10/5

点検に出かけた先でスマホが圏外。記録はいったん紙に書いて、事務所で打ち直す……。そんな二度手間を減らすため、設備保全総合研究所は2026年10月2日、設備保全システム「EMLink」のiOS・Android向け点検アプリを刷新しました。太陽光・風力発電所など、電波が届きにくい現場を想定しています。


特徴は、スマートフォンやタブレットの中で動くローカルLLMです。同社によると、圏外でも音声や写真を使って点検結果を入力でき、設備の通称や部品名など現場の言葉にも対応します。手袋をしたまま、話しかけて記録を進める使い方も紹介されています。


オフライン点検では、出発前にデータを端末へ同期し、現場で結果を保存。通信できる場所に戻ってから、まとめてクラウドへ送ります。現場の記録を、設備の台帳、保全報告書、交換部品の管理、社内承認へつなげる仕組みです。


月次報告の集計やPDF・Excel出力を支える「EMLink Intelligence」も案内されています。刷新した点検アプリとオフライン点検は全プランで利用でき、AIエージェントの利用はプロフェッショナルプランが対象です。AIを現場の道具にするには、通信が切れても記録を残せることが大切だとわかる事例です。


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