長文を書くより「選ぶ」AI――Liquid AIが小型のOpen d1モデルを公開

くまごろう
2026/10/8
2026/10/8

AIの返事は、長い文章だけとは限りません。「どの選択肢が合う?」を素早く判断する小型モデルとして、Liquid AIは2026年10月7日、「d1-3B」と「d1-omni-600M」の重みを公開しました。手元の機器で動かす判断用AIの新しい選択肢です。


一般的な文章生成モデルが文字を順に作るのに対し、d1は一度の計算で答えを選ぶ仕組みです。問い合わせの分類や処理先の振り分けなど、決まった候補の中から選ぶ用途を考えられます。d1-3Bは文章と画像を入力でき、d1-omni-600Mは「文章と画像」または「文章と音声」を扱います。


発表では、d1-3Bが単一の質問に対し、RTX 4090で8ミリ秒、Apple M5 Proで30ミリ秒などの測定結果を紹介しています。これは同社の検証条件での値です。長い入力や画像を含む場合は処理時間も変わるので、いつでも同じ速さという意味ではありません。


モデルはHugging Faceから入手でき、公開時点でllama.cppに対応しています。d1-omni-600Mは実験的な初期研究版として開発中。まずは公開デモで、画像を見て選ぶ動作などを確かめてみると、会話AIとは違う使い道が見えてきそうです。


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