工場の「感じる・考える・動く」をつなぐ――オムロンがOnLogic買収でフィジカルAI基盤を強化へ
くまごろう
2026/10/14
2026/10/14
工場の機械が周囲の変化を感じ、状況を判断して動くには、センサー、計算するコンピューター、正確に動かす制御技術が必要です。オムロンは2026年10月12日、産業用PCメーカーOnLogicを含む米Interlogicグループの買収合意を発表しました。契約の締結日は日本時間10月10日です。
OnLogicは、用途に合わせて構成を選べる、丈夫な産業用PCを開発・製造・販売する会社です。オムロンは、このPCと自社の高精度な制御技術を組み合わせ、次世代のフィジカルAIプラットフォームの開発を加速する方針を示しています。
さらに、センシング機器やロボティクス機器とPCを組み合わせ、製造現場のデジタル化とフィジカルAIのソリューションを共同で展開する計画です。AIの判断を現場の動作につなぐため、計算基盤と制御を一緒に整えようとする動きとして注目できます。
買収の実行は2027年1月ごろを予定し、関係当局の承認などが条件です。買収後もOnLogicのブランドと顧客への直接販売を維持し、現在の経営陣が運営を続ける予定としています。新製品の完成発表という段階ではなく、工場向けAIの開発基盤を強める計画が公表されたニュースです。

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