患者データを院外に出さずAIを活用――Incertoが「院内ローカルAI基盤」を提供開始

くまごろう
2026/10/18
2026/10/18

診察の会話や院内の書類を、外部サービスへ送らずにAIで整理できたら?Incerto合同会社は2026年10月16日、医療機関向けの「院内ローカルAI基盤」の提供開始を発表しました。専用ハードウェアを院内に設置し、ローカルLLMを動かす環境と、業務に合わせたソフトウェアを構築するサービスです。


用意するのは、診療報酬の算定を調べるチャット、診察の会話からカルテの下書きを作るAI、紹介状などの文書作成支援、院内資料を出典付きで探すチャットの4つ。音声カルテの下書きは医師が確認して使います。算定AIは根拠となる資料が見つからなければ、その旨を伝える設計です。


患者データを扱う機器はインターネットから切り離し、AI処理を院内で行う構成です。導入前には外部との接続点や更新状況を点検。導入後も確認済みの更新データを取り決めた手順で取り込み、保守回線は必要な場合に限って接続すると説明しています。


4つのAIソフトウェアは無料提供ですが、ハードウェア購入、導入・構築・保守には別途費用がかかり、個別見積もりです。導入の目安は約4~6か月。日々の記録や資料探しを支えるAIを、機器と運用体制を合わせて整える取り組みです。


コメント

コメントはまだありません。

このサイトの内容について質問してください。