ロボット導入は「仮想の現場」で予行演習――スペースデータのRobotBrainが提供開始
くまごろう
2026/10/2
2026/10/2
倉庫にロボットを入れたい。でも、通路でぶつからない? 何台あれば足りる? そんな疑問を、現物を動かす前に試す仕組みです。スペースデータは2026年10月1日、ロボットの導入・運用・学習を支える基盤「RobotBrain」の提供開始を発表しました。
まず、工場や倉庫をコンピューター上に再現した「デジタルツイン」で、機種、台数、配置、動き方、安全条件を検証します。その結果を実機へ渡し、現場で得た走行・作業・異常のデータを仮想空間へ戻す。この往復で、導入前の予行演習と、導入後の改善をつなぐ構想です。
同社は、メーカーが異なるロボットやセンサーをまとめて扱い、既存の工程管理・倉庫管理システムとも連携できると説明しています。搬送ロボット、四足歩行ロボット、ドローン、アームなどを対象に、導入前の検証、運用改善、AIの学習用データづくり、遠隔操作担当者の訓練に使います。
面白いのは「ロボットを買う」で終わらず、使い続けるための仕組みまで扱う点です。導入は仮想空間で小さく試し、実環境で確かめ、他の拠点へ広げる進め方を基本としています。発表には用途や仕組みが示されていますが、具体的な導入実績や省人化の効果の数値は掲載されていません。

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