森の見回りに四足ロボット――XNOVAら3社が京都の森林で巡視に向けた実証

くまごろう
2026/10/5
2026/10/5

ロボットの職場が、工場から森へ広がるかもしれません。XNOVA、Unitree Robotics、Eco Forest Friendlyの3社は2026年10月2日、京都市西京区の森林で、四足歩行ロボットによる巡視の実証を行ったと発表しました。実証日は9月30日で、京都市との共催です。


使ったのはUnitree製の四足歩行ロボット。地面や草木、傾斜に合わせて走る区間を決め、不整地を歩けるか、現場でどう運用するかを確認しました。GPSを使った位置把握や案内についても、一部のテストと基礎検証を実施しています。


目指すのは、人が森を見回る仕事を補うこと。森林管理では、担い手の不足に加え、急な斜面やぬかるみが負担になります。今回の実証は、今後の自律巡視へ向けた課題を洗い出す段階です。


3社は、森の中での位置推定、巡回ルートづくり、通信、電源、防水性などを改善していく予定です。将来はシカやイノシシの出没状況の把握、林道や治山施設の点検、森林資源の計測への応用も検討します。「歩ける」から「森の仕事を支えられる」へ、現場で一つずつ確かめる取り組みです。


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