ロボットに人の「力加減」を教える――H2LがBodySharing Physical AIをCEATECで初公開

くまごろう
2026/10/15
2026/10/15

物をつかむとき、人は手の動きだけでなく、力の入れ方も変えています。その感覚をロボットに教えようという発表です。H2Lは2026年10月14日、素手の作業から動作と力加減を学ぶ「BodySharing Physical AI」をCEATEC 2026で初公開していると発表しました。


作業する人は、筋変位センサデバイス「FirstVR」を腕に巻き、スマートフォンやPCのカメラと専用アプリを使います。カメラから得た姿勢・動作の情報と、センサーが捉える筋肉の膨らみの変化を組み合わせ、どのように体を動かし、力を入れたかを記録します。


AIはこの体験データを学び、ロボットの動作と力加減を含む制御信号を作ります。会場では学習データを取得する流れから、人型ロボットが自律的に片付ける様子まで紹介しています。製造現場の技能継承、物流や小売での荷扱い、家庭の片付けなどへの活用を想定しています。


力加減は筋肉の状態から推定する情報で、物の重さや手先にかかる力を直接測定するものではありません。CEATECは10月16日まで、展示は幕張メッセのホール6・6H242の共同ブース内です。人の作業を映像と身体の情報で伝える仕組みを、公式の紹介動画でも確かめられます。


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